こんにちは。ねこちゃんもふもふしたいです。ぬこです。
今回は話題の衝撃作を読んでみたというお話です。面白くて、でもちょっと考えさせられる内容でした。
正常な世界はとても強引だから、異物は静かに削除される。まっとうでない人間は処理されていく。
そうか、だから治らなくてはならないんだ。治らないと、正常な人達に削除されるんだ。
引用:p77
では、今回もよろしくお願いします(^^)
コンビニ=光の箱!?
そうです。この本です。
たった今、話題の衝撃作「コンビニ人間」を読み終えたところです。
いやー、これはクレイジーすぎる!!ツボにハマる表現も面白かったです。
ごはんのことを”餌”と言ったり、普通の人を”生き物”と言ったり。
「コンビニ=光の箱」という表現も好きです。
あらすじを紹介します。
36歳未婚女性、古倉恵子。大学卒業後も就職せず、コンビニのバイトは18年目。これまで彼氏なし。日々食べるのはコンビニ食、夢の中でもコンビニのレジを打ち、清潔なコンビニの風景と「いらっしゃいませ!」の掛け声が、毎日の安らかな眠りをもたらしてくれる。ある日、婚活目的の新入り男性、白羽がやってきて、そんなコンビニ的生き方は恥ずかしいと突きつけられるが…。「普通」とは何か?現代の実存を軽やかに問う衝撃作。
(Amazonより引用)
クレイジーで主要な登場人物もぶっ飛んでいる作品です。笑えるシーンが多くある中で、現実に一矢を報いている面も感じられる作品です。
普通とは何か。これを読んで、自分の内に秘めた疑問が身を起こす人もいるのでは無いでしょうか。
本自体も非常に読みやすく、ゆっくり読んでも1週間かからないと思います。
普段はあまり本を読まない人や、笑える小説を読みたい人にもオススメでした。(*^^*)