こんにちは!
ちょっと投稿が遅れてしまいました。ぬこです。
何してたかというと、「Minecraft」というゲームに夢中になっています。最近流行りのゲームですね。波に乗っかってしまいました。波に乗っかり遠くまで流されております(笑)
今回紹介する映画は、誰かがおすすめしていた作品です。しかし見るまでに時間が経ってしまいました。
先日たまたまTSUTAYAで見つけて、「あ~あれか。見てみるか。」という軽い気持ちでレンタルしたのが、2011年公開の映画ドライヴです。
映像もきれいで、エレクトロポップな音楽が絶妙に絡んだ映画です。バイオレンスな描写も多いですが、それすら美しく見栄えるほど。
たまたま見つけたという運に感謝しつつ、レンタルしたときの軽い気持ちに罪悪感を抱きました。
落ちていく主人公と、高まる緊張感のある作品です。
ネタバレ等は含まないように、サクッと感想を書きましたよ(^^)
ストーリーもさることながら、演出が素晴らしい。恐ろしいまでに練り上げられている。
今回の映画
内容(あらすじ)
主人公は、昼間は自動車の整備工、夜は強盗逃しの運転ドライバー。ハリウッドのスタントマンとしての顔も持つ。
そんな中、彼のアパートに住む人妻と知り合い恋に落ちる。が、服役中だった彼女の夫が帰ってきたことにより、主人公は人殺しに手を染めてしまう…。
額にできた震える玉汗が印象的な「身体」
主人公は、愛してしまった人妻とその子供を守るため、殺人を犯します。彼は殺し屋ではないし、普通の優しい男性です。慣れない殺人を犯した時、彼の身体の変化がとてもリアルでした。額にジワーっと湧いてきた玉汗が震え、落ちるシーンや、震える手が抑えられないシーンはとても印象的です。
感情の起伏に呼応する「光」
夜のシーンが多い本作ですが、そこでの光の使い方がとても素晴らしいです。
顔に明かりが当たっている時と、影になっている時、それぞれがあえて作られているシーンだということに気が付きます。
作品を重くならないように支える、一見合わなそうなポップな「音楽」
見終わって感じたのは、「しっとりしている」という感覚です。
スカッとするとか、幸せ、悲しいという感情ではなく、「しっとりしている」という感覚。
「え…次どうなるの?」というシーンが何度も続くと、緊張してしまって疲れてしまいませんか?
なんというか、「ジメジメしている」と感じなかった理由は、たびたび登場するこのエレクトロ・ポップな音楽のおかげだと思います。
劇中ではちょこちょこポップな音楽が入りますので、ちょうどいい緊張感にリセットされます。
見終わっても、全く疲れを感じませんでした。
ぬこの「まとめ」
どこで知った作品なのか忘れてしまいましたが、そのときもたぶん、「すごい作品だぞ!」という内容だったのかもしれません。
公式サイトには「第64回カンヌ国際映画祭 監督賞受賞」とありますから、それだけの作品なんだと思います。
グロいシーンでも大丈夫という人は、ぜひお近くのレンタルショップや映画配信サイトをチェックして見てくださいね(^^)
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