あるブログ記事を読んでいたとき、「子育て」について触れている部分に目が止まりました。
記事を書いたのはプロのコピーライターの方だったので、シンプルな文章ながら、その人なりの”想い”や”訴え”がギッシリ。
見入るように読んでしまったので、一部を引用して、じっくり考えたいと思います。
自分の子供時代のこと、そして自分が親になったときに大切にしたいことを、書いてみました。
子育てにおいて、最も大切な考えとは。
今回引用させていただいたブログ主は、コピーライターの牧野さん。博報堂に勤めていたそうで、今は独立したみたいです。
以下、私が強く共感した部分の引用です。
この世界はすばらしい。生きていることはすばらしい。大人ってマジで楽しい。
それは強がりかもしれないし、誇張かもしれない。
だけど大人たちはそれを張り裂けるくらい胸張って言わなきゃいけない。
そうしなければ、子どもはいい育ち方をするわけがない。
俺は子ども育てたこと無いけど、それは絶対子育ての鉄則だと思う。
子育てについて触れていますね。
引用元の記事はもうちょっと長いですが、ここになぜ私が強く惹きつけられたのか。
それは、子育てについて、同じことを考えていたからです。
特に、
- 子供だった私が、親から言い続けたこと
- 親になった私が、子供に言い続けたこと
この2つについては、読んでからずっと考え込んでしまいました。
私には付き合ってそろそろ1年になる彼女がいますが、子供の話をすることがあります。
子供とは、幼くたって1人の人間です。
ただ、それだけならまだラクですが、自分が彼らの親であった場合、事はグッと深くなります。
それは親として、子供に示さなければならないことが絶対にあるはずだからです。
それは現実であっても、たとえ夢のような理想であっても。親自身ができていなくでも、です。
次に、上の2つについて、考え込んでしまったことを書きます。
子供だった私が、親から言われ続けたこと
何度も言われたおかげで、これしか覚えていないと言ってもいいくらい。
「現実はそんなに甘くない」
ただ、それだけです。
親のせいだとは言いたくありません。その言葉のせいだとも思いたくない。
ですが、心のほぼすべての動きに対し、この言葉が引っかかってきます。まるで、歯車の隙間に入り込んだ、小さな砂粒みたいに。
幼いときに積み上げた自分の土台部分は、もう手が届かず修復不可能な場所です。
それを感じるたびに、もうどうすることもできないんだと、絶望するしかないわけです。
自分に言い聞かせる意味でももう一度言いますが、親のせいにしたいわけではありません。自分ではどうすることもできない出来事なんて、いくらでもある世の中なのは、24年間生きてきてわかります。
それでも、生きている以上、これからも生きていかなければならない...。
そう思うからこそ、では、自分が親になったらどうしたらいいのかを考える価値があると思うんです。
親になった私が、子供に言い続けたいこと
当然ですが、自分が子供時代に言われたくなかったことは、子供にも言いたくありません。
現実は甘くないという言葉も、ウソではないでしょう。生きるためにはもちろん、ある程度の警戒心が必要です。
でも、それであっても、それこそ強がりかもしれませんが、親としては明るい将来を思い描けるようにしてやらなければならない。これは、親の義務だと思います。
だからこそ、「現実はそんなに甘くない」ではなく、私が言ってあげたい一言は、
「この広い世界で大いに生きなさい」
この一言です。
どんなことがあっても、多分自分は生きていける。小さく縮こまらず、大きく進んで欲しい。
わずかでもいいから、そういう自信を小さい頃に持てた子供は、きっと前向きな人生を歩むんじゃないかと思います。
ぬこの「まとめ」
話さばキリがない話題に対し、今回は簡単に述べてみました。
(本当はもっと長文でした^^;)
あまり長すぎても、かえって冗長なイメージを受けます。もちろん、例えばまとめ系の記事だったら話は別ですけれども。
子育てについて、みなさんはどう考えていますか?
私は、少なくとも今は人間としてあまりに未熟なので、とても子供を育てるなんてできません。
かと言って、ではいつ頃になればそう思わなくなるのでしょうか。今24歳の私なので、仕方がないならある意味ホッとしますが。・ω・
昨今「経済的な理由で子供なんてありえない」といった声も聞くようになりました。
お金の問題と、自分の精神的な問題。う~ん。悩ましい。