読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

3年後の私をつくろう

振り返ったとき、このブログが転機になったと言えるように。そう願っています。

適応障害ってなに...?私の具体的な症状について。

f:id:nukoblog:20170225002948j:plain

こんにちは。ぬこです。

今月の最初のころに、『マジメすぎて、苦しい人たち―私も、適応障害かもしれない…』という本を読み始めました。

私は昨年の9月から会社を休んでいるのですが、その診断名が適応障害です。 

この適応障害とは、簡単に言うと軽いうつ病です。特に努力家で真面目な人がなる傾向にあります。
自分の本心を押さえつけ、「本当は嫌だけれどなんとかしなきゃ」と焦っている人ほど要注意です。

この記事では、私の体調不良~休職、そして復帰までの経験をまとめました。
参考にしてもらえればと思います。

 

私の症状を振り返る

建設業界で働いていて、そのときは現場監督の仕事をしていました。
しかし今はやっていません。昨年の2016年9月から仕事を休職しています。

適応障害と診断され、主治医から休職するように伝えられました。
現時点では来月2017年3月から会社に復帰する予定です。

私のこの経験を見聞きした人が、たった1人でも楽になれるのであれば、それ以上に嬉しいことはありません。

以下には、適応障害と診断されるに至った経緯を書きました。
それ以前から続いていた身体の不調から振り返ってみたいと思います。

 

数ヶ月の体調不良→過呼吸

f:id:nukoblog:20170225004117j:plain

現場監督という仕事は、基本的には土曜日も仕事です。その帰りでした。
駅のホームで過呼吸になってしまい、救急搬送されました。
2016年7月23日(土)、午後8時頃のことです。
そのときの状況は、以下の記事に書いてあります。

 

3years.hatenablog.com

 (記事の一番下にも同じリンクを貼ってあるので、読み進めてもらって大丈夫です)

 

過呼吸になったのは初めてでしたが、実はそれ以前からずっと体調不良が続いていました。
昨年の4月~7月にかけて、特に午前中の身体の調子がとても悪かったのです。
具体的には、

  • 朝食が食べられない
  • 頭重感を感じる
  • 足元がフラフラする
  • 吐き気がする

といった症状がありました。

不思議なことに、これらの症状は午後にはスウーッと消え去りますが、翌朝になるとまた復活します。
適応障害におけるこういった症状は、主に午前中に強く見られる傾向があるようです。

f:id:nukoblog:20170225002737j:plain


現場監督の仕事は、オフィスでの図面の作成から現場での職人さんへの指示など、多岐にわたります。
特に工事現場内での作業になると、空調のないコンクリートの箱の中での作業も出てきます。

そのときはすでに夏。職人さんは身体もジョウブですが、特に身体を鍛えていない普通の人間である私には、肉体的にはちょっとキツイ仕事。
だから、「なんなんだろう。暑くなってきたし、夏バテかなぁ」なんて、軽く思っていました。これは慣れるまでガマンするしかない、と。

結論から言えば、このときはまだ気がついていなかったのです。
というよりむしろ、気がついてはいたが押さえつけていた、と言ったほうが適切かもしれません。

肉体的な疲労感はただの表面にすぎず、問題は心の中で溜まり続ける、”環境に適応できないことによるストレス”です。
「やりたくない」「明らかに自分に合っていない」という気持ちを押さえつけていましたが、ずっと身体は反発していたのでした。

まだ社会人2年目だったので、とりあえず与えられた目の前の仕事を頑張ってやり切ろうという気持ちです。

この心構えに間違いはないと思いますが、そうして身体から発せられる危険信号を無視し続けた結果は、仕事からの「強制退場」。

たまたま人混みの中にいたことが引き金となり、押さえつけていた感情が過呼吸という形で溢れ出てしまいました。

(復帰しても、現場監督はもう2度とやりません。内勤へ異動の予定です。)

 

過呼吸→休職へ

f:id:nukoblog:20170225001338j:plain

過呼吸になって救急搬送された後、すぐに点滴をしてもらい、1時間ちょっと眠っていたら治まりました。

その後仕事は3日間休ませてもらいましたが、一度ドバっと溢れたからか、仕事に戻って2,3日の間は、比較的調子がいい方でした。まだマシという程度でしたけれども。

仕事に行けなくなったのは、それから数日後のこと。お盆休みまであと少しという時でした。
通勤電車の中で気分が悪くなり、途中で家に帰る日がチラホラ出てきたのです。

一番ひどい日は、出勤しようとしてドアノブに手をかけた瞬間、めまいがガツンと襲ってくるのです。
これは本当にイキナリ来るもので、日数が経つごとに平日だろうと休日だろうと関係なくなっていました。

仕事どころか休日の外出すらできなくなってきたので、産業医から紹介された心療内科に診てもらうことに。そこで「適応障害」と診断されたのです。

こうして私は、昨年の9月から会社を休むことになりました。

 

休職(9月~10月)

f:id:nukoblog:20170225004937j:plain

通院はだいたい2週間に1回です。

この頃は、とにかく休むことが大切。
医師からも「やりたいことだけをやっていてください」「やりたくないことはやらないこと」と言われたので、家にいる時間が長くなりました。もともとインドア派ですし、外出してもめまいがするだけなので。

ただ、引きこもりにならないようにだけは注意しました。

私は一人暮らしをしていて、しかも料理が作れません。目玉焼きも作れないヘナチョコ系男子です。

(これはヒドイよなぁ...と思っています)

1日1食くらいはカップ麺でもいいと思いますが、さすがに3食テキトーに済ませるのはちょっと

それが外出するきっかけになったので、外に出れそうな時に外出し、スーパーに行ったり外食をしたりしていました。

ももちろん、家を出てすぐ「あこれマズイな」と思ったらすぐに引き返していました。だからお昼寝なんてしょっちゅうです。

外にも出れない、家にいても1日読書やゲーム、YouTubeなどで時間を潰すにも限界があります。

そこで、以前からやってみたかったブログを始めるにはちょうどいい機会だったので、休んでいるときにこのブログを立ち上げました。

(正確には、お盆休みを有給で延長させて休んでいた日に立ち上げました)

  

3years.hatenablog.com

 

そんなグータラな毎日は10月ごろまで続きました。

「なんか、バイトしてない大学生の夏休みみたいだな」と感じていましたが、そのおかげでずいぶん体調は良くなりました。

 

休職(11月~1月)

f:id:nukoblog:20170225010847j:plain

ちょうどこの時期に、医師から「いつごろの復帰を目指そうか?」という話になりました。
まだ不安は残っていたものの、治りのスピートから考えて、「12月からの復帰が現実的な最短だと思います」と答えました。

しかしそうは言っても、このときはまだ外出すると多少の頭重感があったり、足元がフラフラするといった症状がありました。

そのため、この時期から通院のリズムが2週間→毎週に変わります。
体調の変化や生活リズムの整理、ストレスの具合などを医師と一緒に頻繁にチェックするためです。
同時に、外出時間をのばしたり、起きる時間と寝る時間を一定に近づけたりといった、リハビリを始めました。

しかし、1度にガッと変えるのはさすがにムリがあるので、本当に、少しずつです。

途中、12月あたりでしょうか。

不安で考え事をしてしまい、夜眠れないといった症状が出てくるようになりました。
実際、「0時には布団に入ったのにずっと眠れず、気がついたら4時になっていた」なんてことも...。そういった日が何日か出てきてしまったんです。
それから睡眠導入剤を処方してもらうようになり、自分にあう薬をいろいろ試していきました。

 ■

このように、ずっと休んでいるのにもかかわらず、途中から別の症状が出てきたりすることもあります。
ですので、本当にスローペースで様子を見ながらのリハビリです。
そのあたりは医師と相談しながら、二人三脚で進んでいきました。

 

休職(2月~3月復帰?)

f:id:nukoblog:20170225010732j:plain

そうしているうちにもう2月。クリスマスもお正月も過ぎ去り、花粉の時期がお出迎えの時期ですが、復帰の時期もいよいよ視野に入ってきました。

ここで大切になってくるのは、”医師が「復帰可能」の診断書を書くための条件”です。

具体的には、「最低2週間、働いているときと同じ生活リズムが保てること」が必要になってきます。

  • 月曜日から金曜日まで、毎日通勤電車に揉まれて会社の最寄り駅に行く。
  • 会社の勤務時間(私は8:30~17:30)の間は、外出している(図書館や公園でもOK)。

  • 残業しない場合に乗ることになる電車に乗って、帰宅する。 

電車通勤の私だとこんな感じ。
この3つの条件が2週間保てて初めて、診断書に「復帰可能である」と書けるのです。

と言ってもカンペキでないといけないのかというとそうでもなく、私にはまだ怪しい日があったりなかったり...。朝起きれない日とか、ね。

それでも、なんとか主治医が復帰OKと書いてくれました。ありがとう先生。

 ■

睡眠導入剤は毎日飲み続けていますが、もう外出してもめまいがしたり、頭重感を感じたりすることはほとんどなくなりました。ごくたま~に、ほんの少し感じる程度です。

2月25日現在、復帰可能とされた診断書を会社に送り、後日産業医との面談を控えている状態です。

 

適応障害とは、「過剰適応」の結果です

f:id:nukoblog:20170225012903j:plain

最初の項目『数ヶ月の体調不良→過呼吸へ』で、

「肉体的な疲労感はただの表面にすぎず、問題は心の中で溜まり続ける、環境に適応できないことによるストレスだ」

と言いましたが、適応障害とはある意味「過剰適応」であるとも言えます。

つまり、そもそもその人にとって好ましくない環境に、無理やり適応しようとしたことによる身体の不調」なのです。

枠の中に入ろうとして、ずっと枠の一部に身体が引っかかり、血だらけになってケガをしているようなものです。そんなのムリな話なんです。

ところが、私のように適応障害というレベルで済む人もいれば、自力でどうにか解決してしまう人もいます。
もしそういう人が周りにいたら、きっと彼らはこう言ってくるでしょう。

「それは、おまえが甘えているからだ」「それは君の努力不足だよ」

適応障害になる人とは、努力家で真面目な人が多いのです。
ゆえに、努力で解決しちゃった人もいるでしょう。
しかし中には、そのままなんとかしようと努力に努力を重ねた結果、ある日突然うつ病を発症してしまうケースだってあることを、忘れてはいけません。

 

なんとしてでも、病院に行ってください!!

仕事や学校を休むのは簡単なことではないでしょう。私だってそれはわかります。
特に仕事なんて、自分が休んだところで代わりにやってくれる人なんておらず、溜まっていく一方であるのが現状です...。

それでも、上に似たような症状を感じる人は要注意です。これに当てはまっていなくても、人によって症状の出方は違います。
「最近おかしいな」と感じるのであれば、お近くの心療内科に受診した方がいいでしょう。

「精神科とかカウンセリングとかあって、どこに行ったらいいかわからない」という場合でも大丈夫。
基本的にはどこに行っても大丈夫です。

適していない場合は、症状に適した病院を紹介されるはずなので、まずはお早めに足を運ぶことを最優先してください。

 

書き終えて、ひとこと。

適応障害については、近日中に別の記事としてまたアップします。

そこでは症状の基本的な特徴やその診断基準、会社員が休職する際に使える傷病手当金について触れようと思います。

また、コメントでもTwitterでもいいので、何かあればお気軽に、いつでも連絡してください。
可能な限り、お力になれたらと思っています。

最後に、今回読んだ本のリンクを貼っておきます。
後日アップする記事でも取り上げますが、読みたい人はぜひ。
調べてみたら、Amazon評価も高いようです。
ではでは。

マジメすぎて、苦しい人たち―私も、適応障害かもしれない…

マジメすぎて、苦しい人たち―私も、適応障害かもしれない…

 

 

▼参考記事

3years.hatenablog.com

 

 

広告を非表示にする