今日のテーマはコレです。
やべ。
— ぬこ@はてなブログ (@3years_book) 2017年7月5日
小学生のときの音楽の授業で、気持ちを込めて歌おうと思って歌ったら、熱唱し過ぎて半分泣きそうになった話思い出したからブログに書くわ。
このツイートをしたとき、ぼくはつけ麺を食べていました。
よく行くつけ麺屋なんですけれど、そこで流れてるBGMが、いつも一昔前に流行った曲なの。
先週の水曜日も、また懐かしい曲が流れたわけ。
思い出してしまった黒歴史_
ラーメン屋さんですよ?
他に流れていた曲といえば、TOKIOの「
そんな中、急に平井堅の「大きな古時計」が流れたもんだから、つけ麺すすりながら「…っん!??」ってなったんだよね。
ただその時、ぼくが感じたのは「急に変えてきたなオイ!」ではなくて、「小学生のとき、音楽の授業でこれ熱唱して半泣きしたような…」でした。
♢
あれはたしか、小学3年生くらいでした。
2年生かもしれないし、ひょっとしたら5年生かも。いつだったかは覚えていないのだけれど、ある音楽の授業の日を、今でも鮮明に覚えています。
音楽の授業って、みなさんどうでしたか?
ぼくの小学校では、必ず授業の最初に歌を歌うんですよ。たしか、その月のテーマ曲みたいなのが決まっていて、そのときは平井堅の「大きな古時計」だったの。
で、ぼくはいつも周りを気にする人だから、音楽の授業でもあまり大きな声で歌わないようにしてて。
ほら、目立っちゃうと、イヤじゃん?
「うわーなんだあいつ、めっちゃ大声で歌ってんじゃんクッソwww」みたいになるの、本当にイヤで。ぼくはプライドが高くて、目立つのがとてもキライな子なんですよ。今もそれは同じです。面倒くさい人です。
なのに、今でも目立つのがキライなぼくなのに、その日の音楽の授業では、ちょっと冒険してみたくなっちゃったんだよね...。
♢
「もっと自分を出してみよう」
「そのためにはもっともっと、感情を込めて歌ってみよう」
まだ幼かったあの頃、小学生のぼくはそんなことを思っちゃったわけで。
思いっきり、感情をこめて「大きな古時計」をうたったんですね。もうね、熱唱ですよ、熱唱。
そしたらね、1番のサビが終わる頃にはもう、鼻がフガフガいってて…(笑)
バレないように、目頭も押さえてたかもしれない。鼻水と涙が同時に出始めて、「これはヤバイ!!!」と思って、2番目からは声量をガクンと落としたんだよね。
感情なんてもうどうでもよくなって、何も考えないように、あえて無表情を意識してました。
1番目ではめちゃめちゃ感情込めて歌っていた少年が、2番目に入ったとたん、半泣きして鼻水が少し出ていて、それでいて急に無表情になった瞬間を思い浮かべてみてくださいな。
それ、まさにそのときのぼくです。
♢
結局、2番目からはずっと無表情で、ただひたすら己の心を平坦にすることに専念してました。歌もボソボソ歌ってなんとか乗り切りました。
「あぁ~、なんでか知らんが急に鼻水出てきちゃったよ~」なんて、澄ました顔をして、心の中でそんな言い訳してたと思う。授業中はずっと、ちょっぴり泣いちゃってた自分を必死になって否定し続けてたと思う。
バレていないかどうか、「あれ?おまえ、なんか泣いてね???」って思われるのは、本当にイヤですからねぇ。プライドが高いのよ、ぼくは。
まぁそんなことがあって、その後2度と、感情を込めて歌を歌うことはしなくなりましたとさ。めでたしめでたし。
(追記)
ここにYouTube動画を貼ろうと思いましたが、公式チャンネルで「大きな古時計」が見つからなかったのと、もうこの恥ずかしい思い出は思い出したくないので、聞きたい人は勝手にYouTubeで検索して歌ってみてください。たぶん、泣きます。