たまに見かける不思議な光景。
まぁ何てことはない。ただ1人、外でアイスを食べてる人を見かけたって話。
これ、いまサイゼリヤで書いてるんですが、店の横にサーティーワンアイスがあるの。ついさっきもその光景を見かけてね、今回はその話でもしようかと思ったわけです。
ところでいま気づいたから先に言っちゃうけど、サイゼリヤかサイゼリアかわからないときあるよね。
正しくは”サイゼリヤ”だそうです。ヤ、なんですって。
話をもとに戻すと、サイゼに行くときとかその他で通りかかったときに、たまーにいるんですよ。1人でアイス食べている人。
何度も同じ人ではなくて、たぶん違う人なのだけれど、見かけるたびにいつも思うこと。それは、1人で外でアイス食べてる人って何考えてるんだろう、ってこと。
何考えてんだ!って怒っているわけではなくて、単純に不思議なんだよね。
そんなことを考えるのって僕だけでしょうか。
不思議じゃありません?だって、1人で、外で、サーティワンのアイスを頬張ってるんですよ。しかも今日寒いの。最高気温9度よ?普通に寒いから。
さっき見かけた人は、ロングのダウンジャケットを着た女性でした。
これがおじさんとかだったらちょっと面白いのにな……なんて思うけれどそれは今回関係なくて。
たとえばこれが、ハンバーガーだったらあまり驚きはしないかな。あと缶コーヒーとか。手作りおにぎりはギリギリ疑問には思わない。きっと食べる時間がなくて、しかたなく柱の影に隠れて食べてるんだなって思う。
けれど、アイスは不思議だなぁ。
夏ならわかる。でも冬はわからない。今日寒いよ?9度よ?さっきの人、ロングコート羽織ってたよ?
それでも外でアイス食べるってことは、よっぽど好きだったんだろうね。
人って、夢中になっていることには他人の視線とか気にせず没頭してたりするよね。
ジムに行ってたころ、マッチョの男たちがよく鏡に向かってムキってポーズしてるのを見て、初めは驚いた。うわ、恥ずい!、なんて思ったけど、それは違うなって気がついたよ。
みんな、自分のやっていることに一生懸命なんだってことがその後わかりました。
そう考えてみると、さっきの人は頑張って食べてたのかもしれない。
たとえば、家に帰ると子どもたちに取られるから、店のまえで食べちまおう、とか。
天の声が聞こえて「いますぐ柱の陰でアイスを食べろ」と言われたのかもしれない。
天の声じゃなくても、占い師にそうするように促されたのかもしれない。
けっきょくあの人がアイスを食べていた理由はわからないけど、僕って大喜利苦手だなって思いました。