ブログを書く直前、中村文則の『何もかも憂鬱な夜に』を読んでいた。
何年かまえに買った小説。何度か読んでいる。
引っ越しを機に本は半分ほど処分したが、この小説は手元に残した。なんとなく破棄できなくて。内容は覚えていないのだけれども。
本のタイトルのとおり、憂鬱になった夜にしか読まない。
いま、ちょっぴり憂鬱なのよね。
ブログは人に伝えるために書く。
いつも伝えたいことがあって書いているわけではないけれど、書く理由のどこかに、わずかでも伝えたい気持ちがある。
これを書いている理由は、「それでも憂鬱なときがある」ということ。それを残したかったから。
長野で畑仕事したり、そうかと思えば今度は資格の勉強に専念している。
なんてお気楽なんだ、と思われている人もいるだろうし、実際に僕も、最近のブログには良いことしか書いていない。
自分自身「ずっとこのままがいいな」と感じるほど、気分が上昇気流にのっていた。でもずっとこのまま、なんてことはやっぱりない。上がったり、下がったりする。
特に下がっているとき、これはずっと続くんだ、と思ってしまう。上がっているときに思うよりも、より確信ぎみに。
勉強に疲れてしまった。
毎日、勉強と散歩しかしていない。資格のことを考える時間を減らしたくて、映画を見たり本を読んだり、写真を撮りながら散歩をしたりする。
でも今はどうしても勉強が大事な時期。自分がそれを選んだのだからしかたがない、というふうにも思っている。
けっきょくやるしかない。
上がったり下がったりを繰り返すけど、総合的に右肩上がりになっていればいいな、と思う。
そうなってくれていることを願うしかないよなぁ。
みんなも、上がったり下がったりを繰り返しながら生きているんだよね、おそらくきっと。
お疲れさまです。みんなと僕。