今週のお題「マメ」
マメに更新している、と感じてる読者さんもいるかもしれませんが、違うんです。
書かずにはいられないんです。
頭に浮かんだことはメモに残す。
ブログはいつどんなときでもネタが溢れ、ずっと書いていて全く苦じゃない。
靴磨きはたのしい。傷や汚れが取れて真新しく変わっていく。
村上春樹『ダンス・ダンス・ダンス』を読んでいるのですが、ホテルの受付業をやっている人がいて、その仕事が自分に向いていると話すシーンがあります。
どうやら人が来て去っていく、その流れが好きだとか。なんかそんなことを言っていました(あまり覚えていない笑)。
僕にもできるかなって一瞬考えました。五分五分です。
なんでだろうって思いました。
仕事でいわゆる調整業務をしていたことがあります。
建築業界にいたときは現場監督だったので、まさに調整業務でした。
その中でも図面作成の仕事はたのしかった覚えがあります。それは、自分で描いたものが実際に作られていく、その現実化に興奮したからです。
文章を書くことも、人の話を聞いて表情が変わっていくのも、靴を磨くことも、ぜんぶ同じだと思っています。
自分を通して、AがBへと変化していく。ただし、変化したあとのBが、B→C→Dって再びコロコロ変わっていくのはツマラナイと感じるようです。調整業務がまさにそれ。それなら俺がやる意味ある?と思ってしまうんです。
僕が一番テンションが上がるのは、A→Bで終わる場合。
Bで終わってくれたら、自分が関わった意味がわかりやすいですし、達成感があります。モノ作りに興味があるのもそれが影響しているからかもしれない。
一方、モノじゃなくて人でもいい。自分を介して、人が何かに気がついたり心が軽くなってくれたりしたときも、やはりとてもうれしく思います。自分が関わってよかったって思えるから。
【ブログを書くこと】
真っ白の紙→文章(完結)
【人の話を聴く】
話していない→話すことで心が変化してバイバイする(いったん完結)
【靴磨き】
汚い→キレイ(完結)
自分を通して何かが変わり、それで完結して手を離れていく。
そういう事柄にやりがいというか、並々ならぬ達成感を味わうのが僕という人間の性質なのかもしれません。
今日はこんなところまで。
今日といっても、これで5記事目になりますが。全然疲れないしたのしいんです。
アウトプットすればするほど、あいたスペースに何かが瞬時に充填され(インプットされ)、再びアウトプットが可能になるという感覚。
ではまた。