タイトルの言葉を、最近よく思い返すことが多いです。
最初に見つけたのは、『 死ぬまで 男は自分を認めるな 女は幸福を諦めるな 』という本でした。
未来のきっかけが今なんだ
男性は、今という時を、過去の結果ではなく、未来の「原因」と心得るべきです。
毎瞬、ベストを尽くして、未来という結果を自分に引き寄せていくのです。
この本は男女の脳の違いに着目し、それぞれの幸せの在り方にせまる内容なので、男性は〜とか女性は〜という書かれ方をしています。
読んでてけっこう面白かったし、「僕が憂鬱になるのはこれのせいなのかも」という発見がありました。
現在ブログに感想を書いているところです。
物事は考えようだといわれますが、本当にそのとおりです。
落ち込んでいるときなどは特にそうで、今こうなってしまったのは過去のせいで、それが自分でどうにかなった話になるとさらに落ち込みます。
過去の自分を責め、しかし過去はいくら責めてもなにも変わらない。
そのこともわかっているのです。
そうして、過去を責めても仕方ないから今どうするかを考えよう、とします。
だけれど、「じゃあこうしよう」とプイっと心を入れ替えられるならば苦労しないのです。それが上手くできないから苦しむんですね。
そんな自分だからこそ、上の文章が刺さりました。
未来のきっかけ(原因)が今なんだ。
そのことを意識すると、少し心がふわっと軽くなります。
トイレで……
落ち込んだときに限りません。
これは今タリーズで書いているのですが、先ほどこんなことがありました。
トイレで手を洗いたかったのですが、先に入っている人がいたので外で待っていました。
ところが、5分ほど経っても出てこないのです。中に人がいる気配はあるのですが、そんなに時間かかる?ってくらい出てこない。もしかしたら5分過ぎていたかもしれません。
もうどうしようかな、店の外にある少し離れたトイレに行こうかな、
でもさすがにそろそろ出てくるだろう、
というか一体なにやってたらこんなに長いんだろう、
遅すぎないか??
そんな具合に、だんだんイライラしてきました。
と、そんなときに頭をかすめたのが先ほどの言葉でして。
「今が、未来の原因になるんだよ」
そう考えたら、とたんにスッと心が軽くなったんですね。
人にはいろんな事情があるし、きっと何かあるんだろうと思えました。
そしたら、それから2分くらい経ってガチャッと鳴って、人が出てきました。
女性でした。出ていく時に腰をさすっていたので、もしかしたら生理だったのかもしれません(男なのでわかりませんが、なんとなくそう感じました)。
やっぱり、致し方のない事情があったんでしょうね。
さいごに
「こうなってしまった」というふうに、今を結果として考えるのか。
「こうなるんだ」というふうに、今を原因として考えるのか。
どんな状態でも、今がスタート。
未来のきっかけが今なんですね。
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その足が向かうべき先へ
そうしなきゃ見えなかった未来へ
BUMP OF CHICKEN『Aurora』
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