何か書きたいと思い、今回はわたしの好きなブログを5つだけ紹介することにしました。
ここでは主にテキストスタイルのブログのみ取り上げています。ほかには写真ブログをよく見に行くのですが、それはまた別の機会に。
それと、はてなブログに限定しています。
わたしの好きなブログ5つ
1
Yama-Mikasa (id:Yama-Mikasa)さんのブログ『読書生活』。
完全なテキストブログで、デザインに凝った見出しや写真がまるでありません。それでもなのか、だからこそなのか。Yamaさんの書く文章はとても読みやすくて、内容もまた毎回新鮮なのです。一般的な会社員だそうなのですが、実は本物のエッセイストなんじゃないかと思うほど。書籍化してほしいブログNo.1です。
エントリーのジャンルも、本や映画の感想、社員旅行に対する愚痴、息子さんのバスケ試合の観戦、ネコの福くんとの戯れなどなど実にさまざま。ごくまれにド級の下ネタをつっこんできたりもするので、本当に読んでて飽きません。(笑)
2
こちらは クロスケ (id:haretaraiinaa)さんの日記ブログです。
綴られている内容がとても日常的で、夜の静かな時間に更新されることが多いですね。
はてなブログにも日記系のブログがたくさんありますが、「更新されたら毎回読みたくなるか?」というと、一気にハードルが上がります。そのハードルはほとんど読者の好みに左右されるので、たとえば「短いほうがいい」「写真があったほうがいい」といったルールは存在しないに等しいです。なので、たくさんある日記系ブログの中で自分好みのそれが見つかると、わりと嬉しかったりします。
『クロスケ日記 105日の日々』には、映画や本の話、仕事の愚痴、彼女がいないことへの寂しさなどがポツリポツリと書かれていて、それらがなんだかとても「生きている人」だと感じられるのです。
長い付き合いの友人と飲んでいて、お互いしゃべっては沈黙し、またしゃべては沈黙し...。そんな繰り返しのような時間を過ごしているときの、あの感覚と似た感情が読んでいて感じられたりもします。
たとえが下手かもしれませんが、そんな不思議な感覚になるブログってとても珍しいです。
3
こちらも日記系のブログですが、クロスケさんとは違った雰囲気です。
のなぺんた (id:Nonapenta)さんの『ちょっぺこ日記』には、最近だと息子さんとの時間について触れられています。
息子さんが生きものが好きで、反対に元来生きもの全般がニガテだった母、のなぺんたさん。ところが、こうして息子さんに付き合っていたら次第に慣れてきちゃいました、的なエントリーが毎回たのしいです。
わたしは子供も結婚もまだな男性ですが、小さい頃は生きもの、特に昆虫が好きでした。蝶をタマゴから育てたり、トカゲの冬眠を手伝ったり。カブトムシやクワガタももちろん育てていました。母親はそれほど生きものがニガテというわけでもなさそうですが、小さい男の子をもったお母さんってこんな感じなんですね。読んでいてとても微笑ましく、同時に過去を思い出させてくれます。
これからも息子さんとのエピソードを綴ってくれたら嬉しいです(旦那さんの話も待ってます)。
4
zaihamizunogotoshi.hatenablog.com
keroyon(id:zaihamizunogotoshi)さんは、先ののなぺんたさんと同じ時期に読者登録をしました。それもあってしばらくの間、どっちがどっちだったか記憶が混ざっていた時期があります。(笑)
「keroyonの『精進なんてやーめた』日記」も、ジャンルとしては日記系になると思います。考えたことや感じたことを、長めの文章で記されています。いつも率直で、たまにブラックになるのも読者としては魅力の一面です。
また、よくわたしのブログやTwitterへコメントをくれるのも嬉しいです。ブログと同じく率直な意見をくれるので、わたしとしては助かっています。
ちなみに、最近「マシュマロ」という質問箱をおいたそうですが、そこで『どうしてカエルさんなんですか?』と質問を投げたのはわたしです。
カミングアウトしちゃうやつ。
5
最後に紹介するのは ike (id:ymcvsss)さんのブログ。ブログタイトルはなく、ヘッダーに花の写真のみ、記事もテキストメインというシンプルさです。
ikeさんの書く文章はとてもきれいで、特に感情をうまく言語化できているところは尊敬するほどです。自分がなんとなく抱いていた感情を言葉にしてくれている人に出会ったとき、思わず感動しますよね。このブログを読んでいると、それが高頻度であるので驚きです。
上の記事で、益田ミリさんの『今日の人生』という本が登場するのですが、読書感想文のエントリーではないのにその本を読んでみたくなりました。先日「これからは誰もオススメしていない商品は売れない」と誰かが言っていたのですが、逆にみんなが「オススメ!!」っていう商品こそ疑わしかったりします。そう考えると、「オススメせずにオススメしているような紹介」ができる人って、すごい才能の持ち主です。
個人へのファンってこうやって付いていくんだろうな。わたしにとってはそう思わせてくれるブログです。
さいごに
今回は、更新されたら絶対に読みに行くブログを5つ紹介してみました。
実を言うと、こうした「ブログを紹介する記事」はあまり好きではなく、書いたのはおそらくこれが初めてです。なぜ好きでないかというと、紹介しなかった・されなかったブログはダメなのか、と思ってしまうから。
自分が紹介されるかもしれない場合には、載っていないとちょっぴり残念になります。反対に、今回みたいに紹介する側になると「載せていないブログは好きではありません」と言っているみたいに思われるのかもしれないし...。そんなことまったくないのですけれど。
それでも今回書いてみたのは、とてもシンプルな理由からです。好きだと思ったならそれを言葉にしたらいい。ただそれだけでした。
最近また少し落ち込んでいる時期が長かったため、ブログも更新できませんでした。そこでちょっと考えたのですが、ブログを書くことのメリットって
- 落ち込む時間をつくらない
- 時間を忘れて没頭できる
- 書いていてたのしい
この3つがあれば、今の自分には十分です。そう思うと、逆にブログを書かなくなったから落ち込むようになったのかもしれません。白黒はっきりはつけられませんが、そんな側面もあるのかな〜なんて思いました。
さいごになりますが、紹介しきれなかったブログがたくさんあります。全部は紹介できないことはご理解いただけたらと思います。
ではまた。