こんにちは。ぬこです。
毎日なにかしら新しいことをやっていき、日々を充実させていこうとする試みをすすめています。
本日6/25は、新しい本を読み始めました。
diary/20180625
#毎日新しいこと日記
— ぬこ@ブログとカメラ (@3years_book) 2018年6月25日
6/25。オイゲン・ヘリゲル述『日本の弓術』を読み始めました。ヨーロッパから来たヘリゲルが、日本の禅の思想を学んだ話です。弓を射ることと座禅を組むことは同じなのだと。
村上春樹『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』は、昨晩読み終えました。感想はまた後日ね。 pic.twitter.com/Q7zDMqP1cW
村上春樹の小説は、わたしにとっては2作目です。『ねじまき鳥クロニクル』が1作目です。
『日本の弓術』
今日から読みはじめた、オイゲン・ヘリゲル述『日本の弓術』。内容を簡単に書きます。
ヨーロッパから来たヘリゲルは、日本のことをより深く学ぶため「弓術」を会得しようと考える。
弓をどう射るのか。的に矢をどう的中させるか。ヘリゲルは徹底的に“研究”しようとするが、弓術師範の阿波先生は次のように言う。
「的を狙うな。的のことも、当てることも忘れなさい。弓を引いて、矢が離れるまで待て。他のことは全て考えず、あるがままにまかせなさい」
論理的な思考をする西洋と、直感的な思考をする日本。ヘリゲルは、この違いを体感する。
本の厚さにして、わずか5mm。ページ数は少ないですが、そのぶん繰り返し読んでたのしめそうです。
似た内容に、『名人伝』という短編小説があります。中島敦『李陵・山月記』に収録されています。
とある弓の名人は名人であるがゆえ、ついに弓矢を射ることなく獲物を撃ち落とした。
名人ともなれば、やがて道具を使わなくなるのだ。そうした解釈が世に広がった結果、画家は絵筆を隠し、鍛冶屋は金槌に触れようとしなくなったという...。
こちらもわたしのとても好きな小説なので、いつかじっくり語りたいところです。
さいごに
もともとこのブログは、読書ブログでした。
憂うつになりがちな自分を変えたいというテーマでしたが、読書を通じていろんな人と意見を交換したり、読書会に参加するなどしてリアルの人間関係をつくりたい。そう思っていました。
今ではカメラ散歩などで、ブログを通して出会うこともできるようになってきました。
ネットからリアルで出会おうとする人たちに対して、マイナスの意見が一般的なのも理解できます。ですが、会う環境や相手の人柄をしっかり考えられれば、温かい人間関係をリアルで築くことも可能です。
会うとしたらいつもカメラ関係なので、今度は読書ブロガーと会ってみたいです。
ではでは。