先日、このブログのお問い合わせページから1件のメールが届きました。
どうやら、わたしの書いた適応障害の記事が参考になったようです。
1件のお問い合わせをいただいて
ブログのお問い合わせフォームから1件。50代の方からでした。
— ぬこ@ブログとカメラ (@3years_book) 2018年4月4日
適応障害になり、人生で初めての休職を経験したそうです。ネットであれこれ調べていたところ、わたしのブログ記事にたどり着いたようでした。
だれか1人に役立てば ...。
いつもそう思って書いているので、とても嬉しかったです。
めったにない出来事でした。
許可をいただいたので、以下で紹介します。
適応障害の方からのメッセージ
メッセージを送ってくださったのは、ブログをやっている方です。50代で初の精神疾患、そして休職を経験されたようです。
以下、プロフィールから引用します。
50代の会社員。
大卒からIT関連会社に入社し、ずっと勤務。
たまに仕事にストレスを感じることもあったが、それなりに長年勤務を全うしてきた。
ところが最近、部署異動になって2か月。なんか慣れない仕事に体に不調をきたしてしまった。
それは、「心の病」であることに気付かずに頑張った結果・・・
かなり重症になり、会社に行けなくなり、心療内科より「適応障害」と診断され、人生初めての「休職」を経験。
CLIMB_AGAIN〜こんな自分が適応障害に〜
長く社会人経験を積んだ方でも、こうした状況に陥るのですね...。
お問い合わせにはこのように書かれていました。
今年2月に適応障害を発症し、2か月半で復職を予定していますが、復職までの不安について、ぬこさんのブログがとても参考になります。
適応障害の症状もホント、ぬこさんと同じでまさに「適応障害あるある」状態です。
問い合わせを一部抜粋
「とても参考になります」とあり、思わず「いやいやいやそんな」などど思ってしまいました。
ですが、だれかの役に立てばいいなと考えて書いたのは事実です。
わずかながらお役に立てたようで、書いてよかったなぁと感じています。
だれか1人に役立てば
ブログをやっていると、たびたび「役に立つ記事を書こう」と聞きます。
そこで、もっとも役に立つ記事とはなんでしょうか。
それは、実際の具体例だと思っています。
このブログにもたびたび書いてきましたが、ブログをはじめたきっかけの1つは「知りたいことをだれも書いてくれていなかったから」という理由です。
適応障害のことだけでなく、
- 死にたくなることってみんなないの?
- みんな何が楽しくて生きてるの?
- 没頭できる趣味ってどうやったら見つかるの?
- 精神的につぶれた人って、復帰しても会社に居場所ってあるの?
- ちゃんと治るの?
- ...
まだまだ書けますが、とにかく知りたいことがいろいろありました。
ですが、調べてもなかなか良い記事が見つからず、だったら自分で書いて似たような人を引き寄せるしかないな、と思ったのです。
これは、わたしが自分の暗い一面を書き出せている、唯一の理由にもなっています。
とりあえず書いたらいい
さっき載せたツイートにもそう書いていますが、本当にだれか1人の役に立てばよいと思っています。
参考になるかならないかは読み手に依存します。
できるかぎり多くの人に読んでもらえる工夫はしたいですが、それを考えすぎて何も書けなくなったのでは意味がありません。
だれか1人でいい、と思っています。
さいごに
今回メッセージを送ってくださったCLIMBさんですが、復職は今月4/16を予定しているそうです。
復職してすぐの1ヶ月間は、新たな環境に慣れようとするエネルギーが沸いてくるため、若干ハイテンションになりました。
しかし、環境が変わると順応するためにエネルギーを使うため、いつもより疲れやすくもなっているのです。
CLIMBさんも含め、復職を控えている方々にはちょっと注意が必要かと思います。
また、これを読んでいるみなさんの中に、比較的特殊な経験をされている方がいれば、可能な限りブログやTwitterに書いてあげるといいと思います。
気づかないうちに、だれかの役に立つことがありますので。
ではでは。