いつも頭の中には、こんな考えがひしめき合っています。
どうやって生きていったらいいのか。このまま今の仕事を続けていっていいのか。定期的に憂うつになるのはなぜなのか。どうすれば自分は、他人と比べることなくたのしく生きていけるようになるのか...。
ある日本屋さんに行ったとき、ピンときたのでしょう、上の本を購入していました。しばらくは読む気になれないまま、本棚で眠っていたところ、先日発掘したのです。
今回はそんな1冊『シンプルリスト』から、わたしの「してみたいライフスタイル」を書き出してみました。ぜひみなさんにもやってみてほしいです。
精神のミニマリストへ
ドミニック・ローホー著『シンプルリスト』。帯にはこうあります。
この本でご紹介するリストは、人生を前に進めるための貴重な道具になるでしょう。
なぜなら、リストによってシンプルな視点を持てるからです。
この本には、幸せになるための多くのリストが載っています。リストは質問形式になっていて、たとえばこんな感じ。
- 絶対にしたくないことは?
- 読み返した本はどんな本?
- 自分が執着していることは?
こうした問いかけに答えていくことで、自分をより良くしていくポイントを知ることができるのだそうです。これは、物や精神に必要なものが洗練されていくことにつながります。憂うつになったりする自分にとって、それは「精神のミニマリスト」になることを想像します。
リストはぜんぶで50個以上あるのですが、そんな中でも今回は「夢を育てるリスト」にある「してみたいライフスタイル」を挙げてみました。
してみたいライフスタイル
- 夜、虫のいない外の環境でハンモックに揺られながら読書する
- 毎朝は手作りのスムージーを飲んでスタートする
- そして毎晩はヨーグルトを食べてゴールイン
- アップテンポな曲を聞きながらシャワーを浴びる。ボーカルかベーシストになった気分で。
- 適度な運動をする。ランニングと筋トレマシーンを使う
- ずっと家にいないで、外にいくつかの居場所を作る
- 週に1度、薄暗いバーで1人読書や思索にふける
- 夜に帰宅して、明るめのランプを1つだけ灯して日記を書く
- たまにネコが邪魔してくる
- トイレに行くにもシャワーを浴びるにも、ネコがついてくる
- 帰宅すると、ネコが玄関で待っている
- 近所に川があり、流れる音にじっくり耳をすます
- 公園もある。そこは子供からお年寄りまで、近所の人のとっておきの居場所だ
- お金の心配がない生活をする
- 日当たりのいい部屋に住む
- 大通りに面しておらず、夜は静まっている
- お気に入りの手帳には、たくさんのメモが不規則に書かれている
- ブログもまだ続いていて、読者には「好き!」といってくれる人が何人かいる
- 写真も撮り続けていて、誰にも影響されず、自分の感性の赴くままにシャッターをきっている
- 「この人はこういう写真を撮るよね」と言われるくらい、一定の法則がある撮り方をする
- 仕事は趣味とはつながっていないが、社会的にたいへん価値のある使命を帯びている
- 数少ない友人と定期的にあって食事をともにする
- 禅の思想を大事にする。特に身の振る舞い、持ち物にはそれが強く現れている
- お気に入りの手帳に靴、時計にコート。それらは10年以上、こだわりを持って使い続けている
- 人生って何なのだろう、といった考えはいつのまにか消えている。すべてはあるがままとなり、それは風に流れる雲のようだと感じている
- 何事にも注意深く観察し、自らの言葉で考えを述べることができている
- アイデアの出し方、執筆に集中する方法。それらをマイルールとして確立している
- 2週間に一度の週末、読書会へ参加している
あなたも一緒にどうですか
昨年より以前に購入していましたが、読む気になれずに積読状態でした。つい数日前に手にとってから、吸い込まれるように読んでいます。
読むだけでなくブログに書こうと思ったのは、本書で著者がこう言ってたからです。
ほかの人のリストは、私に夢を見させてくれます。インスピレーションを与えてくれます。刺激を与えてくれるリストに出会ったら、私も一緒に、目覚め、発展し、探検することができます。
著者のように、わたしも誰かのリストを見てみたいです。よかったら一緒にどうでしょうか。わたしは引き続き、ほかのリストに答えてここに書いていく気です。
今日はこのへんで。ではでは。