ブックオフで100円コーナーにある本を物色することが、最近のたのしみです。
選んだ本、読み終わったものもまだ読んでいないものもありますが、ちょっと紹介。
この本を選びました
① 「未納が増えると年金が破綻する」って誰が言った?
背表紙を見て、「あぁたしかにどんな仕組みなんだろうな」と気になって手に取りました。イラストや図が豊富でわかりやすいです。
若い人のなかには年金制度を不安視している人が多くいます。過去にズサンな記録管理があったことも影響しているでしょう。
まだチラッと読んだだけですが、僕自身はすこしホッとしたというか、「なんだ、知らなかっただけで制度としてはしっかり考えられているんだな」と思いました。
② 自分の財産
作家の曽野綾子さんによるエッセイ集。
お金ではない<人もうらやむ財産>。こちらは読み終わりました。
他人にどう思われても、自分の実像は変わらない。つま先立ちしたり、厚塗りの化粧をしたりしても、素顔は素顔なのだという現実を自覚すれば楽に生きられることが多い。
こういうハッとする箇所が多くあった1冊です。寝る前に読んでいました。
③ 異性に暗示をかける技術
いわゆる恋愛テクニック系の本。こういうのは始めて読みました。
モテたいという気持ちは当然あるし、100円だし読んでみるか、と思って買いました。
けっか、「ここまでしなきゃいけないんだったらモテなくていいや」と思ってしまった。(笑)
テクニックについてはほとんどスルーしましたけれど、恋愛における男女の違いを知れたのはよかったかも。感じ方、考え方がまるで違うようです。これは読んでいておもしろかった。
暗示の入れ方については恋愛に限らず、願いをかねえるのにとても参考になる話が多くて、フセンをたくさん貼りました。
④ 考えすぎ人間へ
小説『沈黙』で有名な遠藤周作氏の著書。はなし言葉で書かれている爽快エッセイです。
第1章には、心にジンワリ広がる暖かさがありました。
病気をしている者は、「これで俺の人生は終わりだ」と思うでしょう。でも私の経験からいうと、回復して10年もしてみれば、それが自分の人生の一部分にしかすぎなかったことが解ります。失恋したとか、受験に失敗したとか、東京で友だちができない……そんなことも同じように人生の” 部分 ”なのであって” 全体 ”ではないんです。
悩んでもいい。ただ、努力しなくていいわけではない。努力して、願望をもってあがきなさい。
そんなことを言ってくれています。
⑤ ヤバい心理学
コンビニにあるような軽く読めてしまいそうな1冊。たまにはこういうのもいいかと思って選びました。
サブタイトルに「眠れなくなるほど面白い」とあります。たしかに面白そうではある。
寝る前に読むのがたのしみです。
⑥ 鬱のパワー
そもそもブックオフでぶらぶらしたワケは、憂うつだったから。気分を抜け出させてくれる機会を求めていました。
帯にはこう書いてあります。鬱を利用する。いい考えですね。
今は抜け出ているから読む気ないけど……あ、でも元気なときにこそ読んだほうがいいのかもなぁ。
さいごに
他人の読んでいる本とか、本の選び方の話をきくのが好きです。
その人の感性とか、いま興味があることが表れますよね。
また100円コーナーに立ち寄って買い物をしたら、ボリューム2として紹介したいと思います。
ではまた。