あか〜く燃えていますね。マグマみたい。
正しく撮れたのが、次の写真です...
夕日です。
- 真っ黒:F1.9 1/1600 ISO 400
- 夕日:F2.2 1/100 ISO 400
違いはシャッタースピード。真っ黒のほうは、シャッターの開閉が速すぎたのです。光が十分にカメラに入らなかった結果、真っ黒になっちゃったってわけです(笑)
失敗っておもしろい
撮影したときは、「あ、失敗した(笑)」と思っただけでした。
ところが、PCで見てみたら、意外におもしろいことに気が付きました。まるで、火山の入り口で撮ったみたいな。
失敗は失敗です。しかしながら、やはり自分はこういうのが好きらしいのです。こういうの、というのは、「こんな見方もあるんだ」と発見できたことです。
いろんな見方に気がつける
ぼくは、慎重な性格です。
ぼくは、行動力に欠けています。
でもぼくは、好奇心には敏感です。
なので、「異国の文化に触れよう」とか、「夜の遊びを楽しもう」みたいな、イケイケな考えは持てません。「世界をもっと楽しもう!!」みたいな言葉を聞くと、なぜか落ち込んでしまうぼくです。
だからなのか、外ではなく内を、大よりも小に何かを見出そうとすることが多いです。何気ない日常の、身近な世界に注目するのが好きです。
お散歩していてもビビッときます。電車に乗っていても、本屋さんに行っていても。いつも何かを見ていて、何かを考えています。
カメラを持ってウロウロすると、ビビッときたものにすぐに手を伸ばせます。
「あっ」と思ったら、それをすぐさま、形に残せる。上手く言えないですが、アンテナがより高感度になるような感覚です。
そうはいっても、あいかわらず「夕日をマグマみたいに撮ってしまうカメラ腕」ですから、どうにかしたいものですよ(笑)
本当にその通りなのですけれど、反対に「夕日がマグマみたいに見えちゃう写真も、それはそれでおもしろいよな〜」なんて、思ってしまったんですよね。
失敗できるままでいたい
何かを学ぶと、いつのまにか失うものもあるでしょう。例えば、小学生のときのあなたと、今のあなたはどうですか?
知識や技術も欲しいですが、柔軟な考え方、見え方がなくなっちゃうとしたら...。それも少しさみしいですねぇ。
夕日がマグマみたいに見える失敗写真は、もう撮りたくありません。でも、「そう見えちゃう写真」は、撮れることがある自分でいたいです。
(改めて見てみると、地獄みたいですね...へんなの(笑))