(暗い話です)
書きたいことがほんとうはいろいろあったけど、書こうとすると急に鳴りを潜めてしまう。
だから何も書けないのだけれど、誰かと話がしたくてこれを書いている。
深夜3時。眠い。
いま外は風が強く吹いている。傘をさしたら間違いなく折れてしまうくらいに。そんなざわついた風を感じたくて、窓をあけている。
建物のあいだを突き抜ける空気と、それに押されて引きちぎれそうになびく木の葉。新聞配達員のバイクの音も聞こえた。
2週間ほど、心が重たい状態が続いている。
なんどかイベントがあった。そのときは無意識的にバイタリティを引っ張り上げて対応する。自分でもそんな意識ないほどに自然と。ただし、帰宅してからやはり沈む。
死ぬことについてずっと考えている。それは生きることについて考えていることと表裏一体だけれど、どちらを注視しているかといえば、前者になる。
自死とはいけないことなのか。本気でわからない。いろんな角度から考えている……自分の感情とか、社会的にとか、生物的に、いのちの流れ、など。
すると、生きたいとかではなく、生きるべきだという答えになってしまい、自分の自我がジャマになる。わたしがわたしでなくなってくれれば、生きていけるとは思う。
誰かの本で書いてあったな、「精神的な死に留める。それに肉体までくっついていってしまうと、本当の死になってしまう。それだけは避けたい」って。それができたらラクだと思う。
昨日、ダチョウ倶楽部の上島さんのニュースを聞いた。多くの人から慕われていたらしかった。
なにがツラかったんだろうと一瞬思うけれど、そんなの自分にはわかるわけがないと思えてすぐ考えるのをやめた。誰にもいえない気持ちがあったんだと思う。
外の風が強い。うるさいとも言えるのだけれど、いまは心地よく感じる。自分のなにかが重なって感じられているのだと思う。心模様かな……バーっと吹いて、吹いて、すっと止んで。真夜中の、みなが寝静まって誰も気にもとめない強風の存在が、死んだ心には心地よく感じられる。
こんなことを書いて申し訳ないです。気が変わったら消すかもしれない。
でもこれで、ようやく眠れそうです。