2020年から始めて、通算6回目の献血をしてきました。
はじめての成分献血
今回やったのは成分献血。
今日が初体験だったので、とても興味深かったです。
そもそも献血には2種類ありますね。
- 全血献血
- 成分献血
多くの人は、①の全血献血(たいてい400ml)。
これは血そのものを提供するもの。
対して②の成分献血は、血液の透明な部分だけを提供するもの。これには血小板など、傷口を塞ぐ成分が含まれているんですよ。
血液中の赤い部分は、身体に戻します。
ここには赤血球が含まれていて、体内で生成するのに時間がかかります。
身体に戻してあげることで、提供者の負担を軽くしてくれるのです。
でもその分だけ時間がかかっちゃって、注射針を抜くまでに1時間ほど必要です。
全血献血だと、15〜30分程度で済むんだけどね。
おもしろいと感じたのは、成分献血では注射針内の流れる血液の流れが、途中から逆になるってこと。注射針を刺し直したりはしないんですよ。
「どうやるのかな〜」って疑問だったのですが、そのままできるんですって。医療技術ってすごい。
精巧に作られているんだなぁなんて感心しつつ、正面にあるテレビでニュースを見ていたらあっという間に終わりました。(^^)
看護師さんには褒められましたよ。
「血管が柔らかかったり、血管の壁が薄かったりすると血液の勢いが弱いんです。でも〇〇さんの場合は血管がしっかりしているみたい。すごく順調に進んでます」
ですって。そりゃ良かったよ。
命の支え合いを実感する
献血を始めたのは2020年。当時からうっすら感じていたことが、いまはハッキリとわかります。
それは、生きているだけで誰かの役に立っているんだ、ということ。
日々を過ごしていると、その事実にはなかなか気がつくことができません。
献血は、その事実を自身の身体を通して、目に見えるかたちで理解することができるのです。
献血する人も、最近は増えているみたいです。
テレワーク等で通勤時間が減ったことで、物理的にも精神的にもゆとりが出たのかもしれません。普通は仕事終わりに献血しようって、あまり思いにくいですものね。
いまこの瞬間、自分自身が生きていること。他人も生きていて、命の支え合いをしているということ。
献血を通して、人間社会の素晴らしさについて考えられるようになれて、よかったと思います。
ではまた。
【参考】