3年ブログ

3年間続けようと思い、現在8年目になりました。ネコ派ですが、最近ゴールデンレトリバーが可愛いくてしかたないです。

MENU

命の支え合い

 

2020年から始めて、通算6回目の献血をしてきました。

 

 

はじめての成分献血

今回やったのは成分献血。

今日が初体験だったので、とても興味深かったです。

 

そもそも献血には2種類ありますね。

 

  1. 全血献血
  2. 成分献血

 

多くの人は、①の全血献血(たいてい400ml)。

これは血そのものを提供するもの。

 

対して②の成分献血は、血液の透明な部分だけを提供するもの。これには血小板など、傷口を塞ぐ成分が含まれているんですよ。

 

血液中の赤い部分は、身体に戻します。

ここには赤血球が含まれていて、体内で生成するのに時間がかかります。

身体に戻してあげることで、提供者の負担を軽くしてくれるのです。

 

でもその分だけ時間がかかっちゃって、注射針を抜くまでに1時間ほど必要です。

全血献血だと、15〜30分程度で済むんだけどね。

 

おもしろいと感じたのは、成分献血では注射針内の流れる血液の流れが、途中から逆になるってこと。注射針を刺し直したりはしないんですよ。

「どうやるのかな〜」って疑問だったのですが、そのままできるんですって。医療技術ってすごい。

 

精巧に作られているんだなぁなんて感心しつつ、正面にあるテレビでニュースを見ていたらあっという間に終わりました。(^^)

 

看護師さんには褒められましたよ。

「血管が柔らかかったり、血管の壁が薄かったりすると血液の勢いが弱いんです。でも〇〇さんの場合は血管がしっかりしているみたい。すごく順調に進んでます」

ですって。そりゃ良かったよ。

 

命の支え合いを実感する

 

献血を始めたのは2020年。当時からうっすら感じていたことが、いまはハッキリとわかります。

それは、生きているだけで誰かの役に立っているんだ、ということ。

 

日々を過ごしていると、その事実にはなかなか気がつくことができません。

献血は、その事実を自身の身体を通して、目に見えるかたちで理解することができるのです。

 

献血する人も、最近は増えているみたいです。

テレワーク等で通勤時間が減ったことで、物理的にも精神的にもゆとりが出たのかもしれません。普通は仕事終わりに献血しようって、あまり思いにくいですものね。

 

献血後の景色。月がみえた。

 

いまこの瞬間、自分自身が生きていること。他人も生きていて、命の支え合いをしているということ。

献血を通して、人間社会の素晴らしさについて考えられるようになれて、よかったと思います。

 

ではまた。

 

www.masato07.com

 

【参考】

ありがとうの声|東京都赤十字血液センター|日本赤十字社