まるでマッサージのような1冊。益田ミリ『今日の人生』
益田ミリのコミックエッセイ『今日の人生』を読みました。
なにかの拍子でずっと読みたいと思っていたことを思い出しまして。
図書館で「貸し出し可能」になっていたので借りました。
マッサージみたいな本
今回は借りたけれど、これは持っておきたい1冊かも。
仕事カバンに入れておいて、帰宅途中にふらっとカフェとか入ってエネルギーチャージするのに適しているような、そんな本。
私たちはときおり日常から離れたくて、日帰り旅行に行ったりマッサージを受けに行ったりしますね。
読んでいて、そういうのと同じ感覚になりました。
本を開いてはじめて知ったのですが、この本ってマンガだったのですね。
どの話も4コマ前後になっていて、とても読みやすく、内容も日常的でほんわかしました。
- コロッケを買ったら父親を思い出した
- キリンの傘を見かけた
- 昼過ぎまで眠った土曜日の話
といった感じで。
もっとガッツリしたエッセイ集だと勝手に思い込んでいましたが、このテイストの方が好きです。普段マンガを読まない分、新鮮でした。
いい本でした。
買っておく。
(追記:ブックオフで買いました(^^))
気づきの能力
読み終わって気がついたのは、内容がどれも「ちょっとした話」だということ。
こんな日常的な話でも、他人が読むとほっこりしたりするんだなぁなんて感じました。
そういうのって、そもそもちょっとしたことに気がつける人でないと表現できません。
気がつくっていうのは、1つの能力なんですね。
でも両刃の剣みたいなところがあって、受けるダメージも大きくなっちゃいそうですけれど。
それすらネタにできるようになったら、今日の人生もきっと味わい深くなるんだろうなぁと思います。
ではまた。
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