又吉直樹のエッセイ『東京百景』を読みました。
東京の街と、それらに付随する思い出たち。笑える話や泣ける話まで。
いろんな日常が描かれていました。
感想
サブブログにこの本を読書中だと書いたら、乙女様ミモザさん(id:otomesama_mimosa)がオススメの章を教えてくれました。
『東京百景』は、東京にまつわる思い出を100個収録したエッセイ本です。
この100個のなかで僕がおもしろく感じたのは以下の5つ。
- 42 荻窪のスーパー銭湯から見た風景
- 43 羽田空港の風景
- 49 秋の夜の仙川
- 76 池尻大橋の小さな部屋
- 99 昔のノート
乙女様ミモザさんの言うとおり、49と76は特に良かったです。
49「秋の夜の仙川」は、町を歩きながら道行く人の魂を吸って歩くという遊びについての話。発想が中学生みたいでおもしろかった(笑)
76「池尻大橋の小さな部屋」は、ちょっぴり泣きそうな恋愛話でした。恋の悲しさって独特ですよね……しんみりしてしまいました。
本を読んでいて声に出して笑ってしまうってあまりないんですが、この1冊にはけっこう笑ってしまうストーリがありましたね〜。
42「荻窪のスーパー銭湯から見た風景」は、銭湯で男たち3人で尻を蹴り合う話だし(笑)、43「羽田空港の風景」は空港の荷物検査の妄想がすごいことになってます(笑)。
どの話もさすが芸人とだけあって、とても笑える内容でした。
さいごに
他の人の感想も知りたいので、もし読んでくれる人がいたら言及して知らせてほしいです。
100個のエッセイ集なので、たとえば電車での通勤途中などにも読めると思います。気分転換にでもぜひ読んでみてください。
ではまた。
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