深夜2時過ぎにこれを書いている。
明日(というか今日)の午後に面接があり、それがとても憂鬱で眠れない。PCを開いてブログを書いたらもっと眠れなくなりそうだが、誰かに話しをしたくてけっきょく書くことにした。
面接というものが本当に嫌いだ。どうしても、尋問のように思えてしまう。志望動機とか強みとか頑張ったこととか、そういうのを聞かれるのが一番苦しくなる。「おまえには何があるの?」って聞かれているみたいで、遠回しに「おまえには何もない」と言われているように感じてつらい。
それに、そもそも採用される人数よりも多くの人たちが応募しているのだから、同時期に応募している人たちと比較される。企業はその中で一番好ましい人間を雇うのだから、他者と比較されるわけだ。他者と比較されたあげく「おまえは不要」というふうに拒否され、否定され、締め出される。そういうイメージが強くて、だから面接は嫌いだ。
布団の中で、面接が重視されない仕事をしようかと思い始めた。アルバイトから入って正社員登用してもらうのはアリだと思った。けれど、そもそもアルバイトを募集していなかったり、そうした制度がない企業では正社員として働くことができない。
あと、配達の仕事はおもしろそうだとも思った。毎日毎日たくさんの荷物があって、それを待っている人たちに届ける。今ではなくてはならない仕事の1つだ。けれど、一応それなりに勉強してそれなりの大学を卒業したのに……という、ちっぽけなプライドが邪魔をする。
加えて技能スキルとして何が培われるのかがギモンで、積み上げられるスキルがごく限られているなら長期的に考えてもったいない気もする。もっとも、自分の人生が長期的に続くのか、それこそがギモンなんだけれども。
なにもかも、放り出したくなる夜。なんでこんなに面接がイヤなんだろう。理由は、自分から歩み寄って自らの価値を示さねばならないという、そのあり方がとってもニガテだからだと思う。これはもうどうしようもない。
だから、もうプライドは捨ててアルバイトからでもいいのかもしれない。そんなにイヤなのにどうして頑張って勝ち抜かないといけないのか。まるで燃費が悪いオンボロの車みたいに、十分と思えるエネルギーがあってもすぐなくなってしまう。
もうイヤだ、きつい、生きていたくない。そこまで考える。何十回も何百回も。でも、一生アルバイトで生活するのも、低賃金労働で暮らすのもちっぽけなプライドが邪魔して気に入らない。それなら生きていたくないと感じてしまう。
面接がイヤ。明日の面接に行きたくない。
このまえ会社の面接を受けたら醜かった。1時間の予定がたった20分で終わった。自分の弱み、履歴書のキズ、言いたくないことばかり聞かれた。で、1時間後にお祈りメールが届いた。あぁやってダメ出しばかりされてしまうと本当にしょんぼりする。
なんで働かせてくれないんだろう。仕事できる身体だし、年齢も30歳で比較的若いのに。
「強みは何ですか」とかそういう気持ちの悪い質問はしないで、もっと日常的で仕事に関する心構えとか大事にしてきたことを聞いてくれればいいのに……って、もしやそれが強みとしての適した解答なのか、と今思った。
眠くなってきたから寝る。