どうしてアーチェリーをやってみたかったのか、そのきっかけは最後に書くとして、まずは一言。
たのしかった!
アーチェリー体験
やりたいと思ってからやり出すまで、実に7年もかかってしまった。
やってよかったです。
なにかに対して、初心者の状態から学ぶってたのしいね。
最初はこんな感じ。↓
まず、的が描かれた紙に当たらない。(笑)
15mくらい離れたところから放っています。
「始めはとにかく射ってみて。数をこなすとだんだんわかってくるから」。先生(70歳くらいのおじいちゃん)からそう言われ、肩に力が入っているとか、腕の向きがこうじゃなくてこうだとか、いろいろとご指導いただきまして。
だんだん当たるようになっていった。
ド真ん中に1本!↓
けっこう当たるようになってきた!
でも勘を忘れるとすぐシッチャカメッチャカになる。
隣の的に当てるという曲芸を披露。(笑)
このあたりですでに2時間経っています。弓を持っている左腕、特に肩が疲れます。
ラスト1回。
いい感じじゃないですか。
やっていて思ったこと。
技術的な指導はほとんど受けませんでしたが、矢をまっすぐ飛ばすためのコツみたいながありました。
的から左腕、頭、右腕が一直線上になったとき、だいたいまっすぐに飛んでいきます。あとは高さ。両方の肩を地面と水平にすると、15mなら的にドスンと刺さる。たぶん距離が伸びれば高さは調整しないといけないでしょう。
あと、うまい人を真似するといい感じになるってこと。これはスポーツでも勉強でも仕事でも同じだね。
隣の的を小学生がいたし、その横にもズラーッと中学生〜高校生たちが10人くらい射っていた。身体のフォーム、腕の高さ、引き絞ってから放つまでの時間。そういうのを見てから自分も射つと、うまくいくことが増えました。
さいごに
きっかけについて、ちょっと話します。
今から7年くらい前のこと。ちょうどこのブログを始めた頃です。社会人になりたてだったあのとき、趣味という何かが欲しいと思っていました。
趣味について聞かれると、それまでは読書とか映画鑑賞とか言っていたけど、そんなの全然趣味ってレベルじゃなかった。それほど熱中してやっていたことではなかったから。
今思うと、自分のやりたいことが自分でわかっていなかったんだと思います。でもそんなときでも薄々やってみたいと考えていたのが、このアーチェリーというやつでして。
どうして「アーチェリー」だったのかはよくわかりませんが、たしかYoutubeでオリンピックの動画を見ているとき、たまたま関連動画で見つけたってだけな気がする……。でもそんな程度です。
なのにすぐやれなかったのは、自分の「好き」に忠実になれなかったから。子供の頃は単純に好きだからやるっていう遊びが多かったと思いますが、次第に周りに合わせるようになっていきました。自分がやりたいのか、周囲から見てそれをやっていれば良く見えるからやりたいのか、だんだんわからなくなっていった。
で、30歳になってようやくそんな呪いのような心理状況から抜け出せるようになってきました。新しい場所に引っ越すなど、目に見えて大きな変化があり、それにつられて心も変わっていっているのかもしれません。
心理学を学んでいたとき、先生の座右の銘が「常にビギナーであれ」だった。何事においても、自分には知らないことがたくさんあり、教えてもらう立場であることを忘れてはならない。年齢性別関係なく、常に学んでいたいと思う。
9月16日 - 10年先を思い出して。
上のサブブログにも書いたけど、何事も新しく学びたのしむのが人生において大事だと思った。
そういえば、新聞かネットの広告で「人生は遊びです。どうせ死ぬんだから。」って感じの本が紹介されていました。仕事も子育ても、全部遊びのうちに入るんでしょうね。
道徳と規則のなかで へらへら頑張るしかないよ
わざわざ終わらせなくていい どうせ自動で最期は来るでしょう
モーターサイクル/BUMP OF CHICKEN
バンプもそう歌っているし。
「死ぬこと以外かすり傷」だとか、「この世は神様の庭」だとか、たまに聞くけど今までその意味がまっったく理解できなかったけど。
これからは楽しんでいきたいと思ったりした。
BUMP OF CHICKEN『モーターサイクル』 - YouTube