学生まで埼玉ですごし、働き始めてからは東京で生活してきました。
5年間働いたのち、体調を崩して退職。1年休んで、いまは長野県で畑仕事をしています。
西洋科学の行く先にあるもの
このまえ、畑でたまねぎを収穫しました。
働くスタッフのなかに気功をやっている人がいて、彼がおもむろに言い出したことがとても衝撃的でした。
「人と同じで、たまねぎにも性格がありますね」
あまりに唐突で「んん??」となりました。
彼は続けていいます。
「気を見るとわかるんです。たとえばこのたまねぎは足腰に良い。こっちのたまねぎは肩こりに効きますね」
彼は仕事中にもちょこちょこ立ち止まっては気をみています。急に精神統一をはじめるんですよ。はじめはビックリしましたけれど、もう2ヶ月一緒にいるので慣れました。(笑)
畑をもつ宿泊施設で働いていて、つい数日前も、キッチンやら廊下やらをあちこちうろついて気を見ていたそうです。そのときも言ってました。人と同じで、気が淀んでいるところ、つまっているところがあるのだ、と。
気功をやっている彼からみると、野菜や建物にも気が流れていて、それは人と同じだそうです。凡人の僕には「人と同じ」といわれてもサッパリわかりませんけれど。(^^;)
「そんな科学的でないものは信じられない」と拒否しちゃう人もいますが、いまや科学の最先端は量子論になっています。
研究者たちがこぞって注目しているのが……それこそ気などについての事柄なんだとか。量子論を含め、今の科学は西洋で発達したものがベースになっています。
そうしたいわゆる西洋科学は、東洋で昔からいわれている「気」とか「陰と陽」といったテーマにだんだんと近づいていっているそうですよ。最近知ったことです。
これまでそういうよくわからないものは「よくわからないから」といって拒絶してきました。
でも最近はすこし違うのかも、なんて思ったりして、ちょっと興味を感じています。
さいごに
冒頭の気功をやっている彼についてですが、実践しているのは心気(マナキ)というもので、日本発祥の気功法だそうです。
ヨガや瞑想とも相通じるものなので、そうしたことに興味のある人は触れてみてもいいかもしれませんね。
京都を中心に活動しているみたいですよ。
♢HP:manaki(心気)| akatsuki LLC | 日本
都会を離れ、田舎生活をはじめて3ヶ月になります。これまでの自分にあった執着、たとえば正しいと思ってきたもの、そうしないと生きていけないと考えてきたことなどが、だんだんと剥がれ落ちている感覚がします。
まだまだ今後どう生きていったらいいのかわからないと考え込むこともあります。
そのたびに、考え込んで悩み苦しんで、なにか気づきをつかんで脱出する……しばらくはそうやって生きていきそうです。
ではまた。(*^^*)