休みの日も平日と同じ時間に起きるようになった。以前はぐーすか2度寝して昼頃に起きる、なんて過ごし方をしていたけれど。休日こそ早起きするのが得策。満足感がある。
東京に行ったときに買ったコーヒーを飲みながら、日曜日の朝を過ごす。
昨日の晩、大学時代の恩師からLINEが来た。当時の就職活動をサポートしてくれた方で、出会ってからそろそろ10年になる。時間とは不思議と長いようで短いものだ。
新卒で入った会社を5年勤めてやめてから、連絡を取るようになった。以後、農業をやったり東京で再就職したり、そこは1ヶ月で退職したりして、今回ようやくちゃんと再就職することができた。その一部始終を報告している。昨年の夏には趣味で開催した写真展にも来てくれた。
初めて会社をやめた2020年から、いろんな人たちとの交流関係が広がった。
上で書いた大学のキャリアセンターの職員さんのほか、ブログでつながった人、ツイッターで仲良くなってお茶した人、カウンセリングでお世話になったカウンセラーさん、安曇野で畑仕事していたときのメンバーなど。
多種多様な人たちと出会ったことで、さまざまな考え方や感じ方があるのだと知った。
同じ会社で働き続ければ給料や人的資源で有利になるが、遠回りすることによって得られるものもまた、人生に彩りを与えてくれるのではないか。
ダンスミュージックグループのAAAのメンバー與真司郎氏が書いた『すべての生き方は正解で不正解』という本にも、「誰しも死ぬときは一人である」という考えを常に抱いているとあった。
結局は、自分が人生にどれだけ満足したかが最も大切なんだと思う。
しかしながら、こうした考えを巡らせるには余裕がないと難しい。だからこそ、日曜日の朝に早起きして、本当に大事なことに再び目を向けることには意義がある。
僕もこれからどんどん忙しくなって、毎日残業せざるをえない生活になる。そんな中でも、人生における大事なことからは心の眼を離さないようにしていきたい。