どうしたらいいんだろう、という問い自体が間違っている気がする。
どうしたらいいんだろう。どうすればいいんだろう。その言葉は口癖になっている。
学校教育の弊害だろうか。といっても東大卒でもないからたいした学歴はないが。学校教育のほとんどには正解があるから、そこに至るまでの努力はできるのかもしれない。でも、社会に出たら正解はない。同時に不正解もないのだろう。自分がどう感じるかによって、自分にとっての正解や不正解が生まれるだけだ。
だから僕は、自分にとっての正解を導き出したくて困り果てる。
仕事においては、毎日考えがグラグラと揺れる。まるで変わりやすい天気のように、心のなかが晴れたと思ったら曇ってきて雨が降る。そんなことが寝ても覚めても繰り返される。
先日ドラムのレッスンがあって、そこの先生がとてもいい人。こんなことを話してくれてた。
仕事柄、いろんな業界の人と会う。この前はテレビ局に行った。番組の企画で芸人がバンドを組むことになり、そのドラムレッスンをやった。その際、テレビ番組の裏側も見ることができ、いろんな人を見れた。新人にキツく当たる人、人によって態度をすごく変える人。この人とは一緒に働きたくないなっていう人がたくさんいた。
でも〇〇さん(僕)は人柄はまったく問題ないし、仕事がなんであれ頑張るとは思う。だから早くいい人たちに出会ってほしいと思う。
やりたいことか、できることか。これもよく仕事論なんかで議論されるテーマだけど、ドラムの先生はこう言っていた。
正直お金がなくて苦労するのは一番キツい。だけどやりたくもないことを続けるのもしんどい。だから、生活できて、なおかつ何かあったときのための貯金がある程度できるのならば、やりたいことを仕事にしたほうがいいと思う。
ドラムで生活している先生ならではの意見なのかもしれない。でもこの考えは納得できる。
多くの人は、業種や職種をザックリと決めておいて、あとは企業を受けていって採用されたところで働いているのではないか。僕は、それでいいと思っている。
なんでこんなに苦しいのかわからない。