本棚を整理しているときに、たまたま手にとった本をパッと開いたら、大事なメッセージが書かれていた……なんてこと、あったりしませんか?
僕はついさっき、それに遭遇しました。
開いたページに書いてあった
以前、ブログに「すべてをなかったことにしたい」という話を書きました。
なかったことにしたい、と思うことがよくあったということに、いまさっき気がついてしまった。
よくそういうふうに思うことはあって、でもあまりに自然にそう思っていたから、そういうクセに気がつけなかった。
寝起きにふと思って、思ったことに気がついて、自然とそんなことを考えていたことに驚いた。
いまに繋ぎ止めるのに精一杯 - 3年ブログ
こういう気持ちがずっとあって、何かの拍子にブワッと出てくるんですよね。
そうして現れた感情を、僕はイヤなものだと思っていました。
けれど。
さっき偶然手にとった本でたまたま開いたページには、まさにこれについてのメッセージが書いてあったんです。
正直驚いています。
隠されたメッセージとは
手にとったのは、『スピリチュアル生活12ヶ月』という本でした。
その中の、「なんだかすべてやり直ししたい気分」これにはとても大切なメッセージが隠されていますという章に、こう書いてありました。
あなたは今まで、どんな目標を持って生きてきましたか?
目標を持たずに生きていたのではないですか?
(中略)
そういうことを問い直されているのです。
そこをきちんと見ないまま、周辺だけ整理して一新しても、同じことの繰り返しです。またすぐに一からやり直したくなるでしょう。
(中略)
そのメッセージをきちんと受け取りましょう。
あなたの十年後は、どうなっていますか?
そのために、今日、何ができましたか?
スピリチュアル生活12ヶ月(江原啓之)
これを読んで、半分安心し、半分ギクッとしました。
というのも、無意識にそれをわかっていたし、だからいま自分が生きているうちになすべきことに注力しようという気になって動いているからです。
大げさかもしれません。
けれど、僕は多くの人みたいに現実と理想にうまく折り合いをつけることに失敗しました。
だから適応障害に2回なったし、建築の仕事をしたあと1年間は何もせず、そのあと1年間は農業をやるという、ワケのわからない経験をしています。
僕の中では全部つながっていますが、それでもはじめからそうなりたかったのではないし、共感してもらえない人も多いだろうなと感じています。
周辺だけ一新してもムダでした。
それは病気でいうと対処療法にしかならなくて、本当の治療には根本解決することが必要でしょうから。
本当に大事なことから目を背け続けると、それだけ自分で自分を傷つけ苦しめてしまう。
すべてやり直したくなる感情には、「大事なことから目を背けているぞ」というイエローカードとしての意味があるのだろうと思います。
10年後
10年後だと、僕が40歳になる頃です。そのときは何をしていて、どうなっていたいんだろうな……。
まず身体は健康であること。
そして趣味の写真を継続しつつ、最近はじめたドラムも上達して、おじさん仲間でバンド活動とかやっていたいな〜。
仕事はこれからやっていきたい1:1の対人援助職で経験を重ね、プロとして人の転機に携わっていきたいです。
自分を介して誰かが幸せになっていく。そういう橋渡しの存在でありたい。
人を理解し支援するためにも、カウンセリングやマネー管理、さらには占いといった領域までカバーしたいです。
そのためには今後10年間はずっと何かを学び続けていきたいな。
さいごに
10年後をカンタンにイメージしてみましたが、そもそもそれまで生きているかわからないな、と本気で思っています。
そんな予感がするってことじゃなくて、「人はいつ死ぬかわからない」という事実に基づいて、そう考えています。
毎日が山頂みたいにな……そんな状態でありたいです。つねに登っていって。つねに記録更新するような。死ぬときが、最高記録になれるように。
実際は体調が悪いときもありますが、そういうときは遠目にみて。
1年前よりも魂が成長していればいいと思います。