AmazonPrimeビデオに『ドクタースリープ』があったので見ました。
その前作品にあたる『シャイニング』も再び視聴。
2作品ぶっ通しで見まして、とてもたのしめました。
ホラー映画はニガテで見たくないけどつい見ちゃう、という話を以前ブログに書きました。
けれど、『シャイニング』のような作品は別格です。
原作は僕の好きなスティーブン・キングの作品だし、ゾンビとかグロ系でもありません。
それに、「横から突然出てきて驚かせる」的な怖さではなくて、物語としての不気味さがあります。小説を読んでいるときに感覚に似ているから好き。
18時から見続けて、今23時になりました。途中休憩を挟みましたが、最高の時間です。
なにより、ものすごく没頭できました。
今日の日中は何やってたっけ、って一瞬忘れているくらいに集中して見てた。
スマホもチラ見しなかったし。
『シャイニング』は3回目くらいの鑑賞。
もう慣れているけど、不気味さを伝えるあの音響が素晴らしいと思う。
ブオーンとか、チリチリチリ、とか。
人を急に驚かせることによる恐怖は、なんだか低俗というか、レベルが低いように感じます。
誰だって驚くに決まっているし、心臓に悪い気もする(笑)。
それに比べて、自分の後ろに何者かが忍び足で近づいてくるような恐怖というのは、文学としても、映像としても素晴らしいと思う。質が高くて、嫌な味がしない。
続編の『ドクタースリープ』は初めて見たんだけど、ボリュームがあった。
評価は、うーんと、プラスマイナスゼロという感じ。^^;
不気味なストーリーから一転。戦いものみたいな雰囲気があって、それがちょっと残念でした。
最後の方で「アベンジャーズ」シリーズを思い浮かべてしまった。全然違うジャンルだと思うんだけど……。(笑)
シリーズ映画は1作目が一番おもしろい、というのはやはり本当なのかもしれない。
とはいえ、これほど没頭できる作品というだけでも評価できるとは思う。
とてもいい気分転換になりました。