ドバーッと書き出した。この紙はさっきクシャクシャに丸めて捨てた。
まぁ解読できないだろうし、なんなら俺にも半分くらい読めないし、解読できても誰も得しないからアップした。こういう日々があったのだ、ということを残したかった。
とにかく、会社に行くのがいまとてもつらい。入社してしばらくは若手で一番早く出社していたのに、今日は10分前についた。当然みんなオフィスにいた。
家を出るのが遅いのではなく、なんなら出社1時間以上前には最寄り駅についている。朝ごはんを食べ、そこで行きたくないとしてお尻を持ち上げず、ズルズルと長居していしまう。
何が嫌なのかというと……それはいろいろある。ただ今は慣れるのに精一杯すぎる。相性という根本的なところから負荷がかかっているのか、環境になれたらクリアするのか、その判断ができない。また、判断するだけの気力がない。
疲れ切っている。
ほんとうは仕事が終わったあと、カフェや家などで仕事に関連する書籍を読みたい。実際に手元に図書館で借りた本がある。
でも1文字も読んでいない。読もうという意思、手に取ろうとするエネルギーが出ない。
死にたいとすぐ考えてしまう。それで何がイヤなのか、紙に書き出した。なぐり書き。ほんとうにこれは効く。頭の、少なくとも20%くらいは文字に起こせる。すると、書きながら「あぁこんなこと自分は思っていたんだな」という思考に気がつける。そして気がつきながら「そう思っている自分に気がついた」などとまた書いて、そのままその調子でずっと書く。
A4で2枚くらい書けば、出口が見える。思考書き出しプロセスのゴールに到達する。
今回は、「ここは経験の場だ」ということが1つの救いで、ゴールで見落としていたポイントだった。
いろんなことをやってもらいたい。
どんどん失敗していい。
上司に言われたことを思い出した。
まだ転職して2週間だ。そう思うとよくここまで耐えてるなと感じる。いや、周囲を見ているとできて当然という気もしてくるが、僕は事務職をしたことがないので電話の取次もヘタクソだし、正しい名刺の渡し方も忘れてる。
少数精鋭の会社に入ってしまったので、みんなに余裕がない。話しかけていいタイミングがわからなくて、顔色をうかがってしまう。そして僕が話しかけるのは決まって疑問点であるから、聞かれる側はきっとめんどくさいんだと思う。
そこに電話の取次がヘタクソだったりするわけだから、そりゃイライラするよな。それくらいちゃんとやってよ、って。わかるよ、気持ちはわかる。でも許してよ……わからないんだ。頭ではわかってても、100点満点にできないんだ。
そんな転職後2週間の心情です。
紙への書き出しの延長線として。