ショーペンハウアーのマンガ版『幸福について』を読みました。
簡単なまとめと感想を書いています。
まとめ
・究極の幸福は何か
→自分の特技を誰にも邪魔されずに発揮できること。特に芸術活動がよい。
・幸福をどうはかるのか
→どれくらい快感があるかではなく、どれくらい苦痛がないかで考える。悲しんでいることがつまらないことであればあるほど、その人は幸せであるといえる。
・幸福の条件
→幸福の90%は健康に基づいている。したがって、健康な習慣、健康な身体作りをすること。
・理想的な幸福のあり方
→自給自足になること。つまり、喜びは自分の身体の内からわきたたせること。そして、すでにある幸せを数えることで、どれくらい幸せなのか認識できるようになることである。
感想
ショーペンハウアーは63歳まで無名でしたが、肺炎で亡くなる72歳まで精力的に活動しています。
青年期の自分からすると人生は無限に長い未来のことであるが、老年にさしかかると、極めて短かった過去のことと感じられる
もし若い時間がすぐ過ぎ去るものならば、できるだけ楽しんで過ごしたいと思いました。
幸せってなんなのか、という疑問は、仕事についての悩みや迷いの行き着く先でもあります。仕事について考えだすと、決まって自分の幸せとは何なのか、という疑問になるのです。
この本から学んだことは、直接仕事選びにはつながりませんが(僕は今無職です)、やはり仕事選びと幸せの認識には重なる部分があると思いました。
さいごに
以前は『自殺について』を読みました。
2冊とも図書館で借りましたが、とても良かったので購入し、手元に置いておくことにしました。
またの機会に手に取ろうと思います。
ではまた。