3年ブログ

3年間続けようと思い、現在8年目になりました。ネコ派ですが、最近ゴールデンレトリバーが可愛いくてしかたないです。

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どうしてこんなにも就職活動がイヤなのか

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大学生時代からずっと就職活動が苦手だ。

どうしてこれほどまでにイヤなのか、考えてみた。

 

そもそも、自分は必要とされていない。これに限ると思う。

まるで呼ばれてもいないパーティーに「来たよ〜、入れてくれる?」って言うみたいに感じてしまう。

企業から呼ばれていないし、招待もされていない。そこへいきなり突撃するのが就職活動だと感じていて、たまらなく辛くて苦しい。

 

それは思い込みであると、一応はわかっているつもり。

実際に、企業は自ら求職者のところへはやってこない。仕事をしたい人が、企業に近づいていく。もともとそういうシステムなのだ。

たまに転職サービスなどでオファー機能というのがあって、企業から直接求職者へ声をかけることができたりもするが、基本的には求職者が企業へ働きかける。

 

けっきょくどちらが先に声をかけるか、というただそれだけの話だってことは、頭ではわかっている。

 

けれど、ダメ。

この「お呼ばれしていないのに出向く」というスタイルがもうダメ。耐えられない。やっていてとても気分が悪くなってくる。

 

 

自己肯定感が低いのだと思う。

 

自分は存在していて良いだとか、価値があるだとか、そういう考えが根底から欠けているんだろう。

だから、価値を見いだされてもいないのに「私はこんなことをやってきました、私にはこんな価値があります」と主張することができない。心の底から吐き気がしてしまう。

 

履歴書を書くだけでヘトヘトになる。封筒に会社の宛名を書くだけで気分が悪くなってくる。

面接の帰りには、身体の真ん中に大きな岩でもあるのかってくらい鈍重に感じる。面接中に自己アピールをして、自己嫌悪になるときもある。

 

上辺だけの会話。

求職者は自分のいいところだけを表現し、企業は知られたくない事実を隠そうとする。

両方ともウソつきだ。

こんなのキライだ。大嫌い。

 

でも、背に腹は代えられない。だから履歴書を書く。企業に送付する。面接にも行く。

自分でお金を生み出す才能のない人間には他に成すすべもない。仕方がないのだと言い聞かせて、今日も履歴書を書いた。

 

 

いつまでこんなことが続くんだろう。

 

僕はきわめて真っ当な人間だと自分では思っている。年上の人ともコミュニケーションが取れるし、言われたことは責任を持ってやる。誠実に働く姿勢があるというのに。

でも、誰からも声はかからない。「来てくれ」「手伝ってほしい」だなんて誰も言ってこない。

 

一応転職サイトには登録していて、たまにスカウトメールが来る。

だけれど、あれにはとても腹を立てている。こちらは「こういう職種は希望しません」と明記しているのに、それを平気でシカトして「ぜひ我社で」としゃべりかけてくるからだ。

人間扱いされていない気がしてくる。たいへん気に食わない。

 

それでもやっぱり、働かなくてはいけない。

で、けっきょく自分で探し、求められてもいないのに「あの〜すみません」って近づく。

 

貯金が尽きるか生気が尽きるか。

僕にとっての就職活動は、文字通り命を削る行為になっている。

 

 

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